407 :ちわわ 2015/12/23(水) 04:56:04 ID:h2B8LfIL.net
学生時代の話。
ある時、付き合って半年位の同大学同学年の彼と一緒に学生にもお手頃な値段のステーキ屋さんに行った。
そこで二人とも同じメニューを頼んだ。
そのメニューは「特製ソース」が美味しそうで、楽しみだねって話してた。
やがてステーキ×2と大きめのソースポットが一つ運ばれてきた。
さあソースをかけて食べようと思った瞬間、彼がポットのソースを全部ステーキにがばちょした。
びっくりして固まる私と、ん?という笑顔の彼。
2人分のソースでひたひたになった彼の鉄板はジュォォォォォォ鳴ってるけど言葉がでなかった。
その時テーブルの近くにウェイターさんがいて、それをばっちり見たウェイターさんも一瞬だけ驚愕の表情浮かべてた。
彼がこちらを気にせずステーキを食べ始めたところで我に返り、
「ソースかけすぎじゃない?」と言ったが
「いやソースはたっぷりがいいww」
「でもこれ2人分のソースだよ」
「うんでも俺は大丈夫wwwうまいwww」
なにも大丈夫じゃねえ、と思ったけど覆水盆に返らずだし、卓上にはハーブソルトとか特製スパイスとかあったからそれで食べることにした。お店で才柔めたくなかったし、ドン引きしてたのもある。
そしたら申し訳ないことにウェイターさんがまたソースを持ってきてくれたので有り難い事に私もソースをかけて食べることができた。
しかし私がポットを置いた瞬間、ソースは小さめのポットに1/3残っていたのだが、彼はそれをライスにがばちょした。
無理だと思った。
確かに特製ソースはもう本当に素晴らしく美味しかったけど、それはないだろと思った。
今まで彼と食事した時はそんな事なかったから、ステーキが彼を狂わせたんだと思う。肉にテンション上がって周りが見えなくなってたんだと思う。
肉の魔力って怖いね。